eigantanのブログ

古くて懐かしい映画とかを今更語る。

千と千尋の神隠し

この前金曜ロードショーでやってた千と千尋の神隠しを見逃してしまって無性に見たくなってきたのでBlu-ray購入。

 

早速鑑賞。

 

 

いや〜やばいっすよね。

 

ホントに昔自分が7歳くらいの頃に見たときからちゃんと見てなかったのでね。

 

こんないい作品だったんだと思い知らされましたよ。

 

なんで真っ黒くろすけは千尋の前で石炭であんなことしてたんだろーとか

 

カオナシってなんで急に千尋の横にいるくらい仲間になったんだろーとか

 

ハクってなんで双子とか言われてたんだろー

 

 

とかとかとか今見返すと深いですよね。

 

人間というか社会の構図がこの2時間に凝縮されてる感じ。

 

もちろん、ファンタジーの中に。

 

ハクが千尋に見せた(確か湯婆婆の部屋から出てエレベーターあたりかな)

表情なんてなんか切なくて凄く見てはいけないものを見てしまった感じですね。

 

カオナシなんか自分の初見のときはただの化け物でキモい奴にしか見えなかったのに

 

今見返すと自分にも当てはまってはというか、

 

あの銭婆が千尋カオナシ引き入れてドア閉めるときにカオナシが失礼しますも言えずすーとドアに挟まれないように入るところなんかすげー心当たりあるし親近感湧くし

 

 

俺じゃん!

 

ってなりました笑

 

 

ただ、カオナシカオナシなりに自分の居心地のいい場所を見つけられたのが本当に良かった。

 

自分の居場所を見つけられない人ってほとんどだと思います。

 

ハクはまた会える的なことを最後言ってたんですけど、

最後の千尋とハクの手がお互い離れる描写(体感ではかなり長かった)

 

を見るともう一生会えない感じにしか見えなかったなぁ。